体に良い歯科素材って何？

体に良い歯科素材があるってご存知でしょうか？
一度は聞いたことがあるかもしれません。
それは「セラミック」です！
では、セラミックの何がそんなに良いのでしょうか？

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【体に良い素材ってあるの？？】

もしかしたら一度は聞いたことがあるかもしれません。
セラミックは自費診療のため保険が利かず高いという印象がありますよね？
セラミックを勧められた時、こんなこと思いませんでしたか？
「高いものを売りつけようとしている」
「営業されている」
確かに高価なものですが、それ以上の価値があるのがセラミックなんです！

セラミックとは「陶器」のことです。
陶器が最も優れている特徴は
・菌や汚れがつきにくい
・菌や汚れを落としやすい
ことがあげられます。
身近な陶器といえば、例えばお茶碗やトイレの便器、洗面台など。菌や汚れがつきやすい水回りに使われることが多く、状況が酷似している口腔内にとってこれ以上ぴったりな素材はありません。
簡単に言えば、虫歯や歯周病になりにくくなる素材です。

セラミックの硬さは天然歯と大きく変わりません。この硬さが、歯を残す上でとても重要になります。
銀歯のような硬い金属の素材だと、噛み合わせの度に土台の歯根や対合する歯に強いダメージを与えます。それがキャパを超えた時、破折したり割れたりして抜歯となるわけですね。
銀歯が無事でも歯が壊れたら意味がありません。単純に硬い方が良い、というわけでないのです。
一方、天然歯と変わらない硬さの素材だと、同じように歯が壊れるほどの力がかかった場合、歯の代わりに先に壊れてくれる可能性が高いので、歯を残すことにつながります。要は、歯を守ってくれるわけですね。
よく「一生持ちますか？」と聞かれますが、歯を残す上では壊れてくれる方が良い場合もあるということです。（もちろん脆い方がいいということではありませんよ！）

前述の通り、セラミックは陶器であり、金属ではありません。
つまり、「金属アレルギー」になることは絶対にありません。
金属アレルギーの怖さを知らない方も多いですが、これは命にも関わる場合もある重篤な病気です。
かかってしまった場合、まず言われるのは口腔内の銀歯の取り外しなんだそうです。

それだけではありません。
保険診療でできることは限られています。
診療報酬が決まっているので、その範囲内でしか対応ができないのです。
それは国が決めていることで、医院側では何を言われようともどうしようも出来ません。そのため、方法や時間も自ずと限られてしまい、できる技工物（被せ物や詰め物）も精密性に欠けてきます。
自費診療の場合、そういった制限がありませんので、精密なものが出来上がり、虫歯や歯周病のリスクをグッと減らせるのです。

世の中に、100%完璧で絶対なものなんて
残念ながら存在しません。
少しでもリスクを減らし、少しでも長く健康に過ごせる。
その可能性がある方を選択することが大切です。

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